スマホが熱い時はどうすれば良い?4つの原因と簡単にできる対処方法6選を紹介

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スマホが熱い時はどうすれば良い?4つの原因と簡単にできる対処方法6選を紹介

スマホが熱いと、故障するのではないかと不安になります。スマホが発熱することで起こる不具合や適切な対処方法が分からず、困っている方も多いのではないでしょうか。本コラムでは、スマホの発熱に対して適切な対処をするために、以下の3つを解説します。スマホが熱くなった時の対処は難しくありません。原因と対処法をしっかりと理解しておきましょう。

  • スマホが熱くなる原因
  • スマホが熱い時の対処法
  • スマホの熱で生じる問題

1.スマホが熱くなる4つの原因

スマホが熱くなる主な原因は、電子パーツやバッテリーに過度な電流が流れることによる発熱です。ここでは、スマホが発熱する4つの原因を具体的に解説します。

1-1.スマホの長時間利用

スマホは、半導体や金属の電子パーツで作られています。スマホを使用すると、電子パーツや配線に電流が流れ、電気抵抗によって熱が発生します。スマホの長時間の使用による発熱は、電気抵抗による熱が蓄積され、放熱が追いつかない時に起こります。これは、パソコンや家電などの電化製品が長時間の使用で高温になることと同じ原理です。

参照元:なぜCPUは熱くなるのですか? : 富士通

1-2.負荷の高いアプリの利用

負荷の高いアプリとは、カメラや動画、ゲームアプリなどです。これらのアプリには高い解像度の画像が使われているため、複雑な処理を必要とします。スマホで行われる複雑な処理は多くの電力を必要とするため、電気抵抗による熱が発生しやすくなるのです。負荷の高いアプリを利用すると、電池の減りも早くなります。

1-3.バッテリーの充電

スマホに限らず、電池やモバイルバッテリーも充電の際に高い熱を発します。バッテリーの充電による熱は、電子回路の抵抗と電流が流れる力の対抗によって生まれるからです。また、充電しながらスマホを使用すると、スマホの使用により生じる熱にバッテリー充電の熱が加わるため、より高温になりやすい点に注意が必要です。

参照元:充電中に電話が熱くなる理由は何ですか? 

1-4.外気温が高い

スマホは使用中に熱を発するため、外気温が高い場所での使用は放熱が追いつきません。例えば、夏に車の車内にスマホを放置すれば、故障の原因になります。スマホの取扱説明書には「極端な高温・低温・多湿の場所では使用しないでください」といった注意書きがあります。スマホを使用する際の適正な周囲温度は、5℃〜35℃と覚えておきましょう。

参照元:iPhone、iPad、iPod touch が高温または低温になりすぎた場合 – Apple サポート (日本) 

2.スマホが熱い時の対処法6選

スマホが熱い時は、発熱を抑え冷却することが大切です。ここでは、簡単にできる対処法を6つ解説します。ぜひ実践してみてください。

2-1.電源を切る

電源を切ることで、電子パーツに流れる電流を止めて熱の発生を防げます。同時に負荷の高いアプリも停止するので、スマホの熱を抑えるのに効果的です。スマホが高温になった場合、まずは電源を切ってしばらく使用を止め、本体が冷えるのを待ちましょう。

2-2.充電を止める

充電中にスマホが熱くなった場合は、すぐに電源から取り外しましょう。充電は、バッテリーが高温になる大きな原因の一つです。充電をやめることで、バッテリーに流れる電流が止められ発熱を防げます。充電時に極端に熱くなってしまった場合は、すぐに充電をやめ、スマホが冷えるまで他の操作をしないようにしましょう。

2-3.熱の原因となっているアプリを停止する

負荷の高いアプリの使用は、熱の発生原因です。どのアプリが原因か分からない場合は、CPU使用率を調べるアプリの利用が便利です。例えば、Androidには「CPU Cooler Master – 携帯電話クーラープロ」というアプリがあります。熱の原因となっているアプリを簡単に特定し停止できます。スマホの温度変化の表示もされるため、使いやすくておすすめです。

参照元:CPU Cooler Master – 携帯電話クーラープロ – Google Play のアプリ 

2-4.省電力モードにする

省電力モードとは、スマホの機能を制限することでバッテリーの使用を節約する機能です。電流の流れが減るため、スマホの熱を抑えられるでしょう。省電力モードによる主な機能制限は、以下の6つです。

  • 画面の明るさ
  • 画面遷移の滑らかさ
  • メールの取得
  • アプリのバックグラウンドでの更新
  • 自動ダウンロード
  • 位置情報

Android、iPhoneともに「設定」>「バッテリー」から、省電力モードに切り替えられます。iPhoneでは「低電力モード」、Androidの一部では「長エネスイッチ」という名称となっている場合もあります。

参照元:【AQUOS L2】長エネスイッチで電池の消耗を抑える方法は? – よくあるご質問 

iPhone で低電力モードを使ってバッテリーを長持ちさせる – Apple サポート (日本) 

2-5.画面の明るさを下げる

スマホ画面のバックライトは電子パーツであるため、熱の発生原因の一つです。バックライトがスマホが熱い原因となっている時は、画面の明るさを下げることで電流の流れを抑止し、温度を下げましょう。

またスマホは、高温になると自動的にバックライトを暗くする機能を備えています。これは、スマホを高温から守るために備わっている機能です。

Androidの画面の明るさを調整する方法は、以下のとおりです。

  1. 「設定」>「ディスプレイ」へ移動
  2. 「明るさのレベル」で調整

iPhoneの画面の明るさを調整する方法は、以下のとおりです。

  1. 画面を下から上にスワイプして「コントロールセンサー」を表示
  2. 「明るさ調整のバー」で調整

またAndroid、iPhoneともに周囲の明るさに合わせて、明るさを自動調整する機能が備わっています。画面の明るさを上手に調整し、スマホの発熱を抑えましょう。

参照元:【AQUOS sense】画面の明るさを変えたい。 – よくあるご質問 

iPhone、iPad、iPod touch で明るさや色温度を調整する – Apple サポート (日本) 

2-6.外気や専用の冷却グッズで冷やす

高温になったスマホは、風通しのいい場所に放置し、外気温で冷却することが基本です。外気温が高い場合などは、スマホに外付けできるファン付きのスマホクーラーを利用するのも良いでしょう。スマホは、パソコンと違い内部に冷却ファンを備えていないため、外付けファンを利用することは効果的です。

3.【注意】保冷剤等による急速な冷却は故障の原因になる

保冷剤でスマホを冷やすと、急激な温度変化でスマホ内部に結露を発生させてしまいます。電子パーツが結露し濡れると、故障の原因となります。電子パーツが電流を流す際に、水によって本来流れてはいけない経路に通電することで、ショートしてしまうからです。

また水が付着することは、電子パーツの腐食にもつながります。つまり保冷剤での冷却は、スマホが水没した時と同じ状態になってしまう恐れがあるのです。

スマホが高い熱を発している時は、すぐに冷やさなければと焦らずに、スマホの電源を切って自然に冷えるのを待ちましょう。

4.スマホの熱で生じる5つの問題

スマホが発熱すると、スマホが正常に動作しなかったり、電子パーツやバッテリーの劣化したりするなどの問題が発生します。ここでは、発熱によってスマホに生じる問題を具体的に解説します。

4-1.電源が落ちる

スマホは高温になると、電子パーツを守るために自動的に電源が落ちることがあります。勝手に電源が落ちてしまうのは、スマホの故障を防ぐための機能が正常に働いている証拠です。スマホの電子パーツは、熱に弱い性質を持っています。スマホが熱いときは、無理に電源を入れずに、そのまま冷えるのを待ちましょう。

4-2.アプリが正常に動作しない

スマホが熱いことで、アプリの起動や画面遷移が遅くなることがあります。これはスマホが処理速度を落とすことで、高温になることを防ぐ仕組みが働いているためです。処理速度を落とすと電流の流れが抑止され、電子パーツの発熱を抑えられます。高熱から電子パーツを守るための機能がきちんと作動しているため、アプリが正常に動作しないのです。

参照元:「スマホが熱くなる」は実は故障じゃない? 素早く安全に冷やす方法を検証|TIME&SPACE by KDDI 

4-3.スマホの寿命が短くなる

スマホの電子パーツは熱に弱く、高い熱が続くと劣化します。Appleは公式サイトにて、iPhoneの耐用年数を3年と公表しています。しかし、メーカーが想定した以上の高温に電子パーツがさらされた場合には、耐用年数は短くなると考えて良いでしょう。

参照元:環境 – よくある質問 – Apple(日本) 

4-4.バッテリーが劣化する

スマホのバッテリーには、リチウムイオン電池が使われています。リチウムイオン電池は熱に弱い特徴を持っているため、高温にさらされ続けると劣化が早くなるといわれています。リチウムイオン電池の耐用年数は、およそ1年半〜2年です。

500回の充電サイクル(充電切れから満充電までのサイクル)を繰り返すと、電池容量は60%程度まで減少するといわれています。高温によってバッテリーが劣化すると、耐用年数は短くなってしまいます。

4-5.バッテリーから発火する

スマホのバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、異常な発熱や発火を起こす「熱暴走」という現象を起こす場合があります。熱暴走は、高温状態の継続や強い衝撃が原因です。例えば、多くのアプリを起動したままスマホをカバンの中に入れておくと、「熱暴走」を引き起こすことがあります。これは、スマホの負荷が高く熱が発生しやすい上に、熱のこもりやすいカバンに入れていたことが原因です。

参照元:リチウムイオン電池及び充電器の使用に関する注意(発表情報)_国民生活センター 

おわりに

スマホが熱いのは、主に過度な負荷が原因となっています。まずは電源や充電を切り、スマホを外気で冷やしてください。発熱を抑えるための対処は、簡単にできるものばかりです。原因と対処法をしっかり理解し、適切に対応しましょう。