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貸付型クラウドファンディング「Funvest(ファンベスト)」に投資してみた!<後編>

貸付型クラウドファンディング「Funvest(ファンベスト)」に投資してみた!<後編>
セゾンのくらし大研究 編集部

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セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

大和証券グループ本社とクレディセゾンの合弁会社であるFintertech(フィンターテック)株式会社が提供する貸付型クラウドファンディング「Funvest(ファンベスト)」。現在運用中のファンドは、いずれも想定利回り年率2~3%程度(税引前)、想定運用期間1年前後で、「定期預金の金利には満足できないが、株式やFX(為替)など値動きのある投資商品への投資は気が進まない」という人にとって、新しい資産運用の選択肢になっています

今般、私自身、実際に投資してみましたので、会員登録や投資を行ううえでの手続きについて、実体験に即してお伝えしたいと思います。なお、75歳以上の方は、残念ながら、会員登録や新しい投資の申し込み手続きができないそうです。また、Funvestの仕組みについての詳細は『貸付型クラウドファンディング「Funvest(ファンベスト)」に投資してみた!<前編>』で解説しています。

1.まずは会員登録が必要

Funvestで資産運用をはじめるためには、まず、会員登録が必要となります。会員登録はインターネットを介して行います。具体的な流れは、以下のとおりです。()内は、私が実際に手続き等を行った日付です。

1-1.会員登録の申し込み(2022年4月4日)

①本人確認書類(運転免許証等)、②マイナンバー書類(マイナンバーカード等)、③銀行口座情報を準備した上で、FunvestのWEBサイト(https://ftt-funvest.jp/)から、会員登録を申し込みます。メールアドレスの入力→会員情報の入力→本人確認手続き→マイナンバー書類のアップロードの順で手続きを進めます。本人確認手続きは、「スマホで本人確認」と「画像アップロードで本人確認」の2通りの手続きが可能ですが、私はPCから登録を行いましたので、後者を選択しました。これらが完了すると、Fintertechによる審査手続きに入ります。

1-2.審査手続き完了の連絡をメールで受信(2022年4月5日)

Fintertechによる審査手続きが完了すると、その旨ならびに、「本人確認コード」の入力について、メールが届きます。「マイページ」にログインし、本人確認コードを入力すれば、会員登録手続きは完了です。私の場合、会員登録の際に「画像アップロードで本人確認」を選択したため、本人確認コードは簡易書留で登録住所宛に送付されることになったのですが、「スマホで本人確認」を選択した場合は、メールで送付されるそうです。

1-3.本人確認コードの入力(2022年4月6日)

帰宅すると簡易書留が届いていましたので、「マイページ」にログインし、同封されていた本人確認コードを入力。これで、会員登録手続き完了です。

2.あっという間の上限額到達!実際の投資手続き

会員登録が完了すると、いよいよFunvestで資産運用が可能となります。以下、私が実際に行った投資手続き等を時系列でお伝えします。

2-1.「新規ファンド募集開始のお知らせ」をメールで受信(2022年4月6日)

会員登録が終わると、タイミング良く、新規ファンド募集開始のお知らせが届きました。「Impression 投資型コンパクトマンションファンド1号」というファンドで、株式会社Impression(インプレッション)という、新築ワンルームマンションの開発を行う会社に、不動産事業資金を貸し付けて運用するそうです。想定利回り(税引前)は、年率3.0%。定期預金の金利と比べると、かなり魅力的です。想定運用期間は、約8ヵ月。募集期間は、2022年4月8日~2022年4月26日とのことでした。

2-2.新規ファンドの募集開始(2022年4月8日)

この日から1泊2日で地方出張が入っており、朝、新幹線の中で「本日11時から募集開始」というメールを受信しました。「そういえば、今日からだったな。帰京したら投資してみるか」と、この時は、のんびり構えていました。

2-3.投資手続き(2022年4月10日)

投資手続きもインターネットを介して行います。21時過ぎに「そうそう、投資手続きをやってみよう」と思い立ち、スマホからマイページにログインしてみると、何と「Impression 投資型コンパクトマンションファンド1号」は、募集上限額到達目前!あわててスマホを操作し、やっとの思いで残り僅かとなっていた枠を全て押さえました。

私が手続きを終えた時点で、募集上限額に到達。5,000万円の枠が、募集開始から58時間あまりで全て埋まってしまったことになります。あまりの人気ぶりに驚くとともに、今後の教訓になりました。なお、手続きの過程で、投資リスクの理解度を問う設問が用意されているなど、「しっかりしているな」という印象を受けました。

2-4.出資金の入金(2022年4月11日)

手続き完了後、出資金の入金に関するメールが届きました。4月13日23時59分までに、所定の銀行口座に振り込む必要があるとのこと。翌日早速、銀行で振込みを済ませました。これで投資手続きは完了。あとはリターンを待つだけです。

3.今後の新規ファンドにも期待

Funvestでは、「インパクト投資(その投資が社会課題の解決に関与しているかを重視して行う投資)」の考え方に賛同し、経済的なリターンだけではない、投資家と借り手との間にポジティブなつながりを生むようなファンドを組成していきたいそうです。

共感できる企業などを1口10万円から気軽に応援し、定期預金を上回るリターンを目指す。「未来をわかちあう投資」「ここでしか出会えない投資機会」を掲げるFunvestの今後の新規ファンドにも期待したいと思います。

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