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50代が知っておくべき保険の選び方|加入の必要性やリスクも解説

50代が知っておくべき保険の選び方|加入の必要性やリスクも解説
セゾンのくらし大研究 編集部

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ライフスタイルが大きく変化しやすい50代は、保険の見直しに適したタイミングです。賢い選び方や加入の必要性、想定されるリスクを理解し、将来に向けて適切な保障を準備しましょう。このコラムでは、50代の方におすすめの保険や選び方などを解説します。

1.リスクや加入実態から考える50代の保険の必要性

保険を選ぶ際は「どのようなリスクがあるのか」を、考えることが大切です。一般的に、病気やケガのリスクは年齢を重ねるごとに高くなります。50代が保険の加入を検討する場合は、「入院リスクはどのくらいか」「入院時にどのくらいの費用がかかるのか」などを考慮すべきでしょう。

また、他の50代の生命保険加入率や保険料の平均額も気になるところです。ここでは、50代に起こりうるリスクや保険の加入実態について解説します。

1-1.50代の死亡・入院リスク&受療率

厚生労働省の調査によると、50代の主な死因は以下のとおりです。男女ともに「悪性新生物」が特に多い結果でした。2位以降は男女で死因に違いがありますが、「脳血管疾患」や「心疾患」「自殺」などの死因が多いことがわかります。

【50代の主な死因<男性>】

順位50〜54歳55〜59歳
1位悪性新生物(腫瘍)悪性新生物(腫瘍)
2位心疾患心疾患
3位自殺脳血管疾患
4位脳血管疾患肝疾患
5位肝疾患自殺

【50代の主な死因<女性>】

順位50〜54歳55〜59歳
1位悪性新生物(腫瘍)悪性新生物(腫瘍)
2位脳血管疾患脳血管疾患
3位自殺心疾患
4位心疾患自殺
5位肝疾患肝疾患

出典:厚生労働省「令和2年(2020)人口動態統計

厚生労働省の調査では、性別・年齢・傷病別の入院患者数(推計)も確認できます。50代男女に多い入院理由を以下にまとめました。

【50代の入院理由<男性>/()内は人数。単位:千人】

順位50〜54歳55〜59歳
1位精神及び行動の障害(10.3)精神及び行動の障害(12.2)
2位循環器系の疾患(3.3)循環器系の疾患(4.7)
3位新生物(腫瘍)(2.5)新生物​​(腫瘍)(4.1)
4位外因の影響による損傷など(2.1)神経系の疾患(2.5)
5位神経系の疾患(1.9)外因の影響による損傷など(2.4)

【50代の入院理由<女性>/()内は人数。単位:千人】

順位50〜54歳55〜59歳
1位精神及び行動の障害(8.0)精神及び行動の障害(9.2)
2位新生物(腫瘍)(3.0)新生物(腫瘍)(3.6)
3位神経系の疾患(1.7)循環器系の疾患(2.1)
4位循環器系の疾患(1.5)神経系の疾患(1.9)
5位筋骨格系及び結合組織の疾患(1.1)外因の影響による損傷など(1.7)

出典:厚生労働省「平成29年患者調査

50代男女の受療率も確認しておきましょう。受療率とは、医療機関を受診した方が人口10万人あたりで​​どれくらいいるかを表したものです。他の年代と比較できるように、ここでは20〜90代の受療率をまとめました。以下の表を確認すると、年代が上がるごとに受療率も上昇していることが読み取れるでしょう。

【入院・外来の受療率<20〜90代>】

全体男性女性
20〜24歳入院:158外来:2,108入院:134外来:1,599入院:182外来:2,648
25〜29歳入院:235外来:2,751入院:159外来:1,882入院:314外来:3,663
30〜34歳入院:291外来:3,104入院:199外来:2,104入院:385外来:4,138
35〜39歳入院:296外来:3,203入院:248外来:2,260入院:346外来:4,173
40〜44歳入院:311外来:3,362入院:327外来:2,668入院:296外来:4,075
45〜49歳入院:398外来:3,782入院:442外来:3,072入院:354外来:4,507
50〜54歳入院:552外来:4,481入院:628外来:3,802入院:475外来:5,167
55〜59歳入院:758外来:5,233入院:888外来:4,464入院:628外来:5,998
60〜64歳入院:997外来:6,279入院:1,188外来:5,710入院:811外来:6,832
65〜69歳入院:1,305外来:7,824入院:1,560外来:7,297入院:1,067外来:8,317
70〜74歳入院:1,712外来:10,174入院:2,002外来:9,661入院:1,457外来:10,626
75〜79歳入院:2,448外来:12,123入院:2,715外来:11,764入院:2,233外来:12,410
80〜84歳入院:3,633外来:12,551入院:3,818外来:12,745入院:3,505外来:12,414
85〜89歳入院:5,326外来:11,608入院:5,409外来:12,075入院:5,285外来:11,368
90歳以上入院:7,815外来:9,968入院:7,433外来:10,339入院:7,936外来:9,850

出典:厚生労働省「平成29年患者調査

1-2.50代が医療を受ける際の平均自己負担額

入院する際は、治療費以外に差額ベッド代や食事代などの費用が発生します。50代が入院した場合の平均的な自己負担額を知っておきましょう。

【入院時の自己負担費用<50代>】

全体男性女性
入院時の自己負担費用209,000円227,000円191,000円
入院時の自己負担費用(1日あたりの金額)22,957円20,077円25,902円

出典:公益財団法人生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査

なお、入院時の自己負担費用の分布は以下のとおりです。5万円未満から100万円以上と幅が広くなっていますが、特に「5〜10万円(33.0%)」が多いことがわかります。

【入院時の自己負担費用の分布<50代>】

5万円未満4.4%
5〜10万円未満33.0%
10〜20万円未満24.2%
20〜30万円未満15.4%
30〜50万円未満8.8%
50〜100万円未満11.0%
100万円以上3.3%

出典:公益財団法人生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査

1-3.50代の生命保険加入率&保険料の平均額

続いて、50代のうちどのくらいの方が生命保険に加入しているかを見てみましょう。生命保険文化センターの調査では、50代の生命保険加入率および夫婦の加入形態を確認できます。

【生命保険・個人年金保険の世帯加入率(全生保)(世帯主年齢別)】

50〜54歳93.0%
55〜59歳94.8%

【夫婦の生命保険(全生保)への加入形態(世帯主の年齢別)】

加入形態50〜54歳55〜59歳
世帯主・配偶者ともに加入82.2%86.7%
世帯主のみ加入9.2%5.8%
配偶者のみ加入0.9%0.6%
世帯主・配偶者ともに未加入7.7%6.8%

出典:公益財団法人生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査

50代では9割以上の世帯が生命保険に加入している結果でした。また、夫婦の加入形態を見ると、8割以上の世帯が夫婦ともに生命保険に加入していることが読み取れます。

次に、50代男女の平均的な保険料をご紹介します。自身が支払う保険料について考える際の参考にしてください。

【年間払込保険料(全生保)<50代>】

男性女性
払込保険料(年間)約293,000円約206,000円
払込保険料(月額換算)約24,417円約17,167円

出典:公益財団法人生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査

1-4.50代が加入している生命保険加入金額・疾病入院給付金日額の平均額

生命保険文化センターの調査では、50代が加入している生命保険加入金額・疾病入院給付金日額の平均額も明らかになっています。保障内容を考える際の目安として、保険金や給付金の平均額を知っておきましょう。

【生命保険加入金額(全生保)<50代>】

全体男性女性
1,314万円1,992万円824万円

【疾病入院給付金日額(全生保)<50代>】

全体男性女性
10,413円11,726円9,473円

出典:公益財団法人生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査

2.基本をおさらい。生命保険の種類を解説

保険の加入を検討する際は、それぞれの保険の特徴を知っておくことが大切です。ここでは、主な生命保険の種類を解説します。

  • 終身保険
  • 定期保険
  • 収入保障保険
  • 医療保険
  • がん保険
  • 介護保険
  • 個人年金保険
  • 養老保険

終身保険は、死亡と高度障害に対する保障が一生涯続く保険です。貯蓄性が高いのが特徴で、遺産分割をスムーズに行いやすいというメリットがあります。一方で、定期保険に比べて保険料が高いことや、元本割れする可能性があることには注意が必要です。

定期保険や収入保障保険も、死亡や高度障害のリスクに備えられる保険です。被保険者が死亡または高度障害状態となった場合、遺族が保険金を受け取れます。メリットは保険料が割安であること、注意点は掛け捨てタイプが基本であることです。

医療保険やがん保険は、入院・手術の際やがんと診断された際にお金を受け取れる保険です。主契約に特約を付加すれば、より保障を充実させることもできます。

介護保険に加入すると、所定の条件を満たす場合に介護一時金などが支給されます。介護に備えられるのがメリットですが、短期間で解約すると解約返戻金が少ないケースがほとんどです。

個人年金保険と養老保険は、死亡保障と貯蓄性を両立させた保険です。個人年金保険に加入すると、生存中は一生涯にわたって年金を受給でき、受給前に死亡した場合は払い込んだ保険料に相当する金額を受け取れます。

養老保険は、満期までに生存した場合は満期保険金を、保障期間中に死亡した場合は死亡保険金を受給できる保険です。ただし、個人年金保険は元本割れのリスクがあること、養老保険は保険料が高くなりやすいことを理解しておきましょう。

3.【男女別】50代におすすめの医療保険&賢い選び方

年齢が上がるごとに受療率が上昇するほか、入院の長期化によって医療費がかさむことも考えられます。さらに、50代以降ではがんの罹患リスクが上昇することも考慮しなければいけません。

病気やケガを負ってから保険に加入しようと思っても、加入するのが難しくなったり、保障内容が限定されたりする可能性があります。また、加入時の年齢に比例して保険料は高くなる傾向があります。保険料を抑えて適切な保障を確保するためには、健康なうちに医療保険に加入しておくのが賢明でしょう。

保険に加入する際は、公的保障とのバランスを考えることも大切です。高額療養費制度などによってカバーされる分を考慮し、不足する部分を保険で補うようにすると、過不足なく保障を準備できるでしょう。なお、50代では男女によって備えるべきリスクに違いがあります。男女別の医療保険の選び方について、次項から詳しく解説します。

3-1.50代男性の医療保険の選び方

まずはじめに、50代の独身男性の場合は、長期入院に備えられる保険を選ぶのがおすすめです。入院が長引いた際にサポートしてくれる配偶者や家族がいなければ、収入の減少によって深刻な事態に陥ることも考えられるでしょう。

会社員は、傷病手当金を受給できる場合がありますが、それまで受け取っていた給料のすべてがカバーされるわけではありません。経済的なリスクに備えるためには、支払限度日数が長めの保険を選ぶなど、長期入院を見据えて保険に加入することが大切です。

配偶者や子どもがいる50代男性の場合、子どもが独立すると死亡保険の必要性が低くなります。一方で、がんや生活習慣病のリスクが高まるため、定期型の保険に加入している場合は終身型への見直しを検討しましょう

また、50代は退職が近づく年齢であり、収入源が年金だけになった場合は保険料の支払いが難しくなることも考えられます。そのため、一定年齢で保険料の支払いが終わるように、終身払いから短期払いに変更するのも良いでしょう。短期払いに変更すると保険料が増加しますが、死亡保険金を減額すれば無理なく捻出できるでしょう。

3-2.50代女性の医療保険の選び方

50代女性が医療保険に加入する際は、女性疾病の保障が充実したものを選ぶのがおすすめです。50代女性はがんで死亡するケースが特に多いほか、卵巣がんや子宮筋腫などのリスクも考えなければいけません。

医療保険の中には、女性特有の病気に対する保障が手厚い商品もあります。基本保障と女性疾病に対する保障がセットになったタイプを選べば、女性疾病以外のリスクにも備えられるでしょう。女性疾病がどこまでカバーされるのかは商品によって異なるため、保障内容を比較したうえで加入を決めるのが良いでしょう。

4.50代が加入すべきその他の保険の選び方

50代が加入すべき保険は医療保険以外にも多数あり、主な保険として以下が挙げられます。

  • 死亡保険
  • がん保険
  • 持病がある方向けの保険
  • 介護保険

50代はライフスタイルが変化するタイミングのため、状況に合わせて保険を見直す必要があります。適切な保障を準備できるように、50代ならではのリスクや保障の考え方を理解しておきましょう。ここでは、50代が加入すべき保険と賢い選び方について解説します。

4-1.死亡保険の選び方

50代では子どもが大きくなっていることが多いため、万一の際の教育費や生活費を死亡保険で用意する必要性が低いと考えられます。保険金額が高額の場合は、「残された配偶者に必要な生活費はいくらか」「葬儀費用としていくら準備するか」を踏まえたうえで減額を検討しましょう。

また、加入中の死亡保険が定期保険の場合は解約・減額し、別の終身保険に加入して一生涯の死亡保障を確保するのも一つの手です。

4-2.がん保険の選び方

男女ともに、がんの罹患率は50代から上昇する傾向があります。場合によっては治療費が高額になったり、職場に復帰しても以前のように働けなかったりするため、がん保険で経済的なリスクに備えるのがおすすめです。

特に50代は住宅ローン返済などの固定費を抱えていることが多く、治療費がかさむと家計が圧迫される可能性があります。がんに罹患した場合でも家計へのダメージを軽減できるように、健康なうちにがん保険に加入しておきましょう。

通院でのがん治療に備えられる通院給付特約や、先進医療の技術料をカバーできる先進医療特約など、特約によって保障を充実させることも可能です。がん保険に未加入の方は、新規加入を検討し、すでに加入済みの方は保障内容の見直しを検討しましょう。

4-3.持病がある方向けの保険の選び方

50代になると、何かしら持病や既往症をお持ちの方も多いのではないでしょうか。持病や既往症がある場合は保険の加入が難しいことがあるため、以下のような持病がある方向けの保険を選択肢に入れておくのがおすすめです。

  • 特別条件付きでの加入
  • 引受基準緩和型医療保険
  • 無選択型医療保険

特別条件付きであれば、持病があっても通常の保険に加入できる可能性があります。「保険料が割増になる」「一定期間の保険金が削減される」などの条件が付くため、加入する際は保障内容をよく確認しましょう。

引受基準緩和型医療保険は、通常の保険よりも審査基準が緩やかであったり、告知内容が限定されていたりするのが特徴です。「保険料が割高」「保障内容が限定されることがある」などの注意点はあるものの、持病があって通常の保険に加入できない方でも加入しやすいのがメリットです。

無選択型医療保険は加入時に健康状態の告知が必要ないため、持病や既往症があっても加入しやすいでしょう。ただし、加入時に罹患している病気は保障の対象外となったり、一定期間は保障内容が制限されたりします。引受基準緩和型医療保険よりも保険料が高くなりやすいため、加入を検討する際は保障内容と保険料のバランスが見合っているかを考える必要があるでしょう。

4-4.介護保険の選び方

老後のための備えとして、民間の介護保険を検討するのがおすすめです。公的介護保険は要介護度別に支給限度額が定められており、限度額をオーバーした分や適用範囲外の支払いに関しては全額が自己負担となります。

公的介護保険では介護が必要になった際の保障が不足する可能性があるため、民間の介護保険に加入しておくのが良いでしょう。民間の介護保険は「公的連動」と「独自基準」の2パターンがあり、前者は公的介護保険の介護認定に連動するタイプ、後者は保険会社が独自の基準で保険金の支払いを決定するタイプです。

公的連動は仕組みがわかりやすいのがメリットですが、制度の変更があった場合に保障内容も変更されることがあります。一方、独自基準は要介護の場合でも保険金が受け取れるとは限りません。民間の介護保険を検討する際は、それぞれの特徴を踏まえたうえで適切な商品を選ぶことが大切です。

5.あわせて検討すべき、50代の自動車保険の選び方

ライフスタイルが変化しやすい50代は、生命保険とあわせて自動車保険を見直すのもおすすめです。例えば、子どもが独立している場合は運転者条件の変更を検討しましょう。家族限定から夫婦限定や本人限定に変更すれば、保険料の軽減につながります

また、年齢条件は21歳以上・26歳以上・35歳以上から選択できる特約です。子どもが独立している場合は年齢条件を低くする必要がなくなるため、35歳以上に変更しておきましょう。一般的に、年齢条件の年齢が高くなるほど保険料を抑えられます。

関連記事:自動車保険の上手な保険の選び方とは?ポイントは補償や特約にあった!?

6.50代が保険を見直す際のポイント

50代が保険を見直す際は、以下の2点を押さえておくのがおすすめです。

  1. 保障内容が現在の医療技術に対応しているか確認する
  2. 必要に応じて特約の付加や解約、保険の加入を検討する

見直しを適切に行えば、現在よりも保険料の負担を抑えられる可能性があります。保険の選び方を理解したら、見直し方のポイントも把握しておきましょう。

6-1.保障内容が現在の医療技術に対応しているか確認する

保険の見直しを行う際は、加入中の保険の保障内容が現在の医療技術に対応しているか確認することが大切です。医療保険の保障内容は、医療技術の進歩に応じて変化しています。

例えば、以前は入院治療が多かったことから、入院給付金を手厚くした商品が主流でした。しかし、医療技術の進歩などによって、近年は通院での治療が増えつつあります。そのため、入院給付金をメインに設計された医療保険に加入している場合は、通院治療を受ける際に満足な保障を得られないかもしれません。

状況に応じて必要な保障は変化するため、加入している医療保険の保障内容に不足する部分がないかを見直しましょう。

6-2.必要に応じて特約の付加や解約、保険の加入を検討する

50代が保険を見直す際は、必要に応じて特約を付加したり、保険の加入を検討したりするのがおすすめです。例えば、がん保険に加入していない場合は、医療保険にがん特約を付加するとがんのリスクに備えられます。

がんや急性心筋梗塞、脳卒中に罹患した際の備えを用意したい場合は、三大疾病特約を付加するのもいいでしょう。ただし、特約を付加するほど保険料の負担が増えるため、不要な特約があれば解約することが大切です。

なお、定期型の医療保険は保障期間が限定されているため、一生涯の保障を準備したい場合は終身型医療保険の加入を検討しましょう。

ここまで保険の選び方や見直しのポイントをご紹介しましたが、保険は選択肢が多く、自分にとって適切な保険を選ぶのは簡単なことではありません。見直し方に迷ってしまった場合は、専門家に相談するのがおすすめです。

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7.50代で保険に加入するメリット&注意点

50代で保険に加入するメリットは、突発的な医療費の支払いに備えられることです。50代は生活習慣病やがんの罹患リスクが高まるため、ある日突然発症する可能性はゼロではありません。万一の際に備えて保険に加入しておくと、入院や手術が必要となった際の支出をカバーできます。

医療保険に加入していない場合は、医療費や生活費の補填として貯蓄を取り崩さなければいけないこともあります。しかし、定年が近づく50代にとって貯蓄を減らすのは避けたいところでしょう。保険に加入すると医療費などをカバーできるうえに、老後資金のための貯蓄をキープできます。

このように50代の保険加入にはメリットがありますが、健康状態によっては保険に加入できない点に注意が必要です。加入できたとしても、割高な保険料を支払う必要があったり、一部の保障が対象外になったりするため、なるべく健康なうちに加入しておくのが得策です。

また、保険料は年齢に応じて高くなる傾向があります。加入するのが遅くなるほど保険料の負担が増えてしまうため、年齢が上がる前に加入すべきでしょう。

8.50代での保険加入がおすすめな方・不向きな方の特徴

上述したとおり、保険に加入するとさまざまなメリットが得られます。しかし、すべての方にとって保険が向いているとはいえません。個々の状況によっては、保険の加入が向いていないこともあります。ここでは、50代での保険加入がおすすめな方・不向きな方の特徴として以下の内容を解説します。

  • 保険加入がおすすめなのは家族がいる方など
  • 貯蓄にゆとりがある方には保険加入は不向き

8-1.保険加入がおすすめなのは家族がいる方など

50代での保険加入がおすすめなのは、家族がいる方です。50代の場合、人によっては子どもが進学の時期を迎えることもあるでしょう。大学進学時は特に教育費がかさみやすいため、保険で万一の際のリスクに備えておくのが賢明です。

また、医療費の支払いのために貯蓄を取り崩したくない方も保険加入を検討すべきです。医療費を貯蓄から支払おうと考えていても、治療が長引いた場合は貯蓄が底をついてしまうかもしれません。

結果として家計が苦しくなり、生活の維持が難しくなることもあるでしょう。貯蓄を残したままでいざというときの医療費や生活費の備えを用意したい方には、保険の加入が向いていると考えられます。

8-2.貯蓄にゆとりがある方には保険加入は不向き

50代での保険の加入が不向きな方の特徴として、貯蓄にゆとりがあることが挙げられます。十分な貯蓄があれば、病気やケガを負ったり、万が一死亡に至った場合でも、経済的なダメージは少ないでしょう。保険に加入するといざというときの保障を準備できますが、その分だけ固定費がかさみます。万一の際の支出をまかなえるほどの貯蓄があれば、固定費をかけて保険に加入する必要性は低いといえます。

おわりに

子どもが独立したり、定年が近づいたりと、50代はライフスタイルが変化しやすい年代です。それに伴い、起こりうるリスクや必要な保障も変わってくるため、状況に応じて保険を見直す必要があるでしょう。

50代が保険を選ぶ際のポイントは、「加入中の保険の保障内容を確認する」「必要な特約を付加する(または不要な特約を解約する)」などが有効です。50代の保険の加入実態なども参考にしながら、適切な保障内容について考えてみましょう。

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