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ショッピングリボ払いはカードローンに借り換え可能?失敗しない借り換えのコツは

ショッピングリボ払いはカードローンに借り換え可能?失敗しない借り換えのコツは
セゾンのくらし大研究 編集部

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クレジットカードでショッピングする際に、支払方法の中でも、月々の負担が一定で利用しやすいリボ払い。しかし、支払いが長期化して、利息が高額になってしまったというケースも少なくありません。そのようなリボ払いから抜け出す方法として、カードローンへの借り換えがあります。

今回は、毎月のリボ払いから抜け出したいという方へ、カードローンへの切り替えについて解説します。効果的な借り換えのタイミングについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ショッピングのリボ払いとは?

ショッピングのリボ払いとは?

まずはショッピングのリボ払いの概要やメリット・デメリットについて把握しておきましょう。

リボ払いの概要

クレジットカードでお買い物する際に、「1回払いにしますか?リボ払いにしますか?」と聞かれることも多いのではないでしょうか。リボ払いは、「リボルビング払い」の略称で、欧米では一般的な返済方法となっています。

利用した金額に関係なく、残高に応じて返済額が変わる支払方法です。返済額は、あらかじめ設定した金額か、または残高に応じて決められた返済額を毎月支払います。毎月の返済額に変動が少ないため、無理なく返済が続けられること、さらに家計管理がしやすいことがメリットです。

一方で、リボを利用した際にリボ手数料がかかることもリボ払いの特徴です。リボ払いの場合、支払いの繰り延べ効果がある代わりに、実際の返済額は、ショッピングの利用金額にリボ手数料も加わります。リボ払いを利用する際は、どれくらいの残高があり、リボ手数料が今後どのくらい発生するのかを把握するとともに、計画的に使うことが大切です。

リボ払いの種類・返済方式

利便性の高いリボ払いですが、リボ払いの返済方式には大きく2つあります。現在の支払方式がどちらが採用されているのか改めて確認してみましょう。

定額方式

ひとつ目は、定額方式です。定額方式は、あらかじめ設定した返済額に基づき、毎月返済を行うため、返済額が一定であることが特徴です。高額商品を買った月でも、返済額は変動することがありません。返済額の設定は自分で決められます。しかし、低い金額に設定した場合は、利用金額が増えれば増えるほど長期にわたって返済をする必要があります。

・残高スライド方式

返済額が変動する残高スライド式もあります。残高スライド式の場合は、残高によって返済テーブルが設定されており、残高に応じて返済額が変動します。例えば、残高が100,000円未満であれば返済額は5,000円、100,000円以上なら10,000円など、それぞれ金額が設定されているのが一般的です。残高に対する返済テーブルの返済額はクレジットカード会社により異なります。

高額な買い物をするとその分残高が増えて、返済額がアップするため、利用状況によっては定額方式より月々の負担が増える傾向にあります。

分割払いとの違い

リボ払いとは別に、利用した額を分けて返済する方法として分割払いがあります。

分割払いは利用金額と手数料をご自身で指定した回数に分けて支払う方法です。一方でリボ払いとは異なり、月々の返済額を指定することはできません。分割払いは返済回数を指定できるため、いつまでも返済が終わらないといった事態に陥りにくいというメリットもあります。

返済を効率的に行いたいのであれば分割払い、月々の負担を減らしたいのであればリボ払いがおすすめです。クレジットカードの支払方法は、ご自身のライフスタイルに合わせて選びましょう。

リボ払いとカードローンとの違い

カードローンとは、クレジットカード会社や銀行などをはじめとした金融機関が提供している融資サービスです。カードローンとは、クレジットカードとは異なりショッピングでの支払いの際には利用できませんが、代わりに、コンビニ等のATMでお金を借り入れることができるキャッシング専用のカードです。

カードローンを利用した際は、その後、口座引き落としやATM返済などの方法に応じて返済を行います。返済方式は、残高スライド方式を採用しているものが多いです。

ショッピングのリボ払いのメリット・デメリット

ショッピングのリボ払いのメリット・デメリット

リボ払いには、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

リボ払いのメリット

リボ払いのメリットは、返済計画を立てやすいこと、返済額を設定できることの大きく2つあります。それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

・返済計画が立てやすい

リボ払いのひとつ目のメリットは、返済計画を立てやすいことです。定額方式であれば月々の返済額が一定のため、毎月の固定費として返済額を計算できます。返済額に変動がないので、残高不足になったり返済が滞ったり、返済に困ったりといったトラブルにもなりにくいでしょう。

また、残高スライド方式の場合も、5,000円、10,000円、15,000円と、分かりやすい金額に設定されています。月々の返済額として計算しやすく、返済計画を立てやすいのが大きなメリットです。

・返済金額の変更が可能

リボ払いの返済額を月によって変更することもできます。余裕があるときは返済額を増やしたり、残金を一括で返済したりするなど、状況によって返済額を変更することができます。その結果、返済期間を短縮することも可能です。

繰り上げ返済することは、結果的に、リボ手数料を減らすことにもつながります。自身の月々の状況によって柔軟に返済できるのも、分割払いにはない、リボ払いならではのメリットです。

リボ払いのデメリット

返済計画が立てやすいリボ払いですが、デメリットもあります。それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。

・返済が長期になる可能性がある

月々の返済を少額にすることは、それだけ残高の減りが遅くなってしまいます。そのため、残高がある限り、何ヵ月も返済を続けなくてはいけない状態になります。例えば、月々の返済額を5,000円に設定しているクレジットカードで、60,000円の買い物をリボ払いをした場合、10ヵ月以上にわたって返済をしなければいけません。支払いが長期化すれば利息も比例し増加します。

・残高が高額になる恐れがある

リボ払いを利用する際に把握しておきたいのが、リボ手数料です。リボ払いの手数料率は15.00%が相場です。毎月の返済額が少額だからとリボ払いばかり利用していると支払いが長期化し、リボ手数料を多く支払っていた、というケースもあります。

返済額を小さくして支払いを続けることは、返済の長期化だけではなく、リボ手数料が膨らみ返済額が高額になってしまうというデメリットにつながるため、注意しておきましょう。

リボ払いを利用する際には、残高を把握しておくとともに、高額なものは一括で購入する、余裕があるときには繰り上げ返済を行う、など資金計画を立てることが、リボ払いを賢く利用するコツといえます。

リボ払いはカードローンに借り換えられる

リボ払いはカードローンに借り換えられる!

便利なリボ払いですが、使い方次第ではいつまでたっても返済が終わらない、リボ手数料を支払わなければいけない、といった事態に至ってしまいます。そのようなリボ払いから抜け出す方法として注目されているのが、カードローンへの借り換えです

カードローンへの借り換えとは?

カードローンを契約し、借りたお金でリボ払いの残高を精算する方法です。リボ払いを続けているクレジットカードの残高を精算したあとは、カードローンを発行している会社へ、カードローンの利用分に対して返済を行います。

借り換えのメリットは?

カードローンでの借り換えには、さまざまなメリットがあります。リボ払いを抜け出せないという方は、カードローンの借り換えがおすすめです。それぞれのメリットについて見ていきましょう。

・ショッピングの利用可能枠が増える

リボ払いを続けていると、残高がいつまでたっても減らず、気付くと借入限度額に達してしまっていた…といった話も少なくありません。カードローンでお金を借りてクレジットカードの残高を精算すれば、クレジットカードの残高が減少し、ショッピングの利用可能枠の復活にもつながります。

・金利を下げることができる

カードローンの返済に切り替えることで得られる大きなメリットが、金利の引き下げです。リボ払いの手数料率は、15.00%が平均とされています。

一方で、クレジットカード会社や銀行などのカードローンの金利は、2〜18.00%。金利が低いカードローンを選べば、リボ払いを続けるよりも、手数料率(金利)が低い分、返済する手数料(利息)も軽減されます。結果的に、返済総額を減らすこともできるのです。

・カードローンに1本化すると管理が楽

カードローンを発行している会社の中には、クレジットカードの返済をまとめて行うために、「おまとめローン」として利用できるものもあります。

おまとめローンとは、複数の借入やクレジットカードの残高を、カードローンで借りたお金で一括返済して、借入先をひとつにまとめることです。返済先を1本化することで、借入額と返済額が明確になり、その結果、月々の出費管理の手間軽減にもつながります。

借り換えの際の注意点

ただし、クレジットカードのリボ払いをカードローンで借り換える場合は、注意点もあります。借り換えができなかった、損をしてしまった、といったことがないよう、しっかりと注意点を把握しておきましょう。

・希望の金額を借りられないことがある

カードローンでの借り換えを行う際の注意点として、希望の金額を借りられないことがあるという点です。クレジットカード会社などの貸業事業者においては、過度な借入れから利用者を守るため、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けを行うことが原則禁止されているため、現在の年収や借入状況などの申込内容によっては、希望していた限度額が付かない場合もあります。

また、総量規制の範囲内ではあるけれど、初めての契約の場合には、限度額が小さくなることもあります。つまり、カードローンに申し込みを行い審査結果が出るまでは、現在のリボ払いの残高をすべてカバーできる金額が借りられるか分かりません。

・審査に通らない可能性がある

上記でも触れましたが、カードローンを利用する際には審査が行われます。審査は支払能力があるかという観点に加え、外部信用情報も加味して行われます。過去に支払いが滞った延滞の経験がある場合には、審査に通らない可能性もあるため、注意しましょう。

・金利や返済額が上がってしまう恐れも

すべてのリボ払いに借り換えがおすすめというわけでもありません。例えば、現在の残高が少額だったりする場合には、実際に借り換えても考えていた以上に金利の引き下げ効果を充分に享受できない場合もあるでしょう。

また、カードローン会社にもさまざまなものがあります。カードローンの中には、申し込み時においては、金利が確定しておらず、審査の結果でようやく適用される金利が分かるものもあります。

せっかくカードローンの申し込み審査に通ったけれど、金利がショッピングのリボ払いの手数料よりも高かったとならないように、カードローンの金利もしっかりとチェックしましょう。

どんなときに借り換えすると良い?

どんなときに借り換えすると良い?

借り換えを行うなら、できるだけ効果があるタイミングを見計らいたいものです。リボ払いの手数料率が高いと感じていたり、現在の返済額を負担に感じていたり、その他、支払期間が長期になってしまい、リボ手数料が気になっていたりする場合は、カードローンへの借り換えを検討しましょう。その際は、複数のカードローンを比較検討すると良いでしょう。

失敗しない借り換えのコツ

失敗しない借り換えのコツ

カードローンに借り換えたものの、結果的にリボ払いのほうが返済総額が少なかった、返済が滞ってしまった、といった失敗にならないよう借り換える前にポイントを押さえておきましょう。

借り換えしたほうが良いのかどうかを検討する 

借り換えに失敗しないように、まずは、現在のリボ払いの手数料率と残高、返済額をきちんと把握しましょう。金融機関によっては、それぞれWebサイト上でシミュレーションを提供していますので、実際にシミュレーションを活用して、どのくらいお得になるのか試算してみましょう。

リボ払いの手数料率とカードローンの金利を比べてあまり変わらない場合はもちろん、そもそも残高が少ない場合には、金利が下がったとしても、そのメリットを充分に享受できないでしょう。

リボ払いよりも低金利のローンを選ぶ

借り換えを行う場合は、金利と返済方式にも注意が必要です。申し込み時点で適用される金利が決まっておらず、審査後の契約時点で適用される金利が確定するものもあります。

また返済方式で、残高スライド方式が採用されており、設定されている返済テーブルによっては、月々の返済が極端に低くなってしまい、金利は低いが、返済が進まず、総額が逆に増えてしまうということもあります。

設定されている返済テーブルを確認することはもちろんのこと、審査が通ったあとに、発行される契約締結時交付書面にて、適用される金利をしっかりと確認しましょう。

繰り上げ返済・一括払いをする

金利の低いカードローンに切り替えれば、毎月の返済額の軽減が期待できます。余裕がある場合には、繰り上げ返済や一括返済も活用しましょう。

支払回数が減れば、利息等の減額にもつながります。その結果、支払総額の軽減が期待できます。カードローンの借り換えによって毎月の返済額が減ったからといって、新たなリボ払いを増やさないよう、その後の使い方にも気を付けましょう。

おわりに

ショッピングの際に、リボ払いをついつい使い過ぎて、いつまでも返済が終わらない方には、カードローンへの借り換えがおすすめです。借り換えを行うことで、総返済額が軽減されたり、返済が1本化され明確になったりなどのメリットがあります。

クレディセゾンのMONEY CARD

クレディセゾンの「MONEY CARD(マネーカード)」は、年会費無料でご利用いただけるカードローンです。

全国のコンビニ・ATMで利用でき、カードが手元にあれば指定の口座に最短数十秒で振り込みも可能です。また、ATMは何度でも手数料無料でご利用いただけます。

資金の使用使途も制限されておらず自由なので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

MONEY CARDの詳細はこちら

MONEY CARD
MONEY CARD
【貸付条件一覧】クレディセゾン

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セゾンカードローン/MONEY CARD(クレディセゾン)
セゾンカードローン ゴールド/MONEY CARD GOLD(クレディセゾン)
ご融資額:1~300万円
ご融資利率:実質年率 8.0%~17.7%
ご返済回数・期間:1~140回/1~140ヵ月
ご返済方式:定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 7.3%~20.00%
担保・保証人:不要
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メンバーズローン(クレディセゾン)
ご融資額:10~300万円
ご融資利率:実質年率8.0%~15.0%
ご返済回数・期間:6回~96回・6ヵ月~96ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式
遅延損害金:年率11.68%~20.00%
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
セゾンカード/ゴールドカードセゾン(クレディセゾン)
ご融資額:1~950万円
ご融資利率:実質年率 2.8%~18.0%
ご返済回数・期間:1~110回/1~110ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 4.08%~20.00%
担保・保証人:不要
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UCカード/UCゴールドカード(クレディセゾン)
ご融資額:1~300万円
ご融資利率:実質年率 15.0%~18.0%
ご返済回数・期間:1回~160回/1ヵ月~160ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、元金定額返済方式・ボーナス月元金増額返済方式・ボーナス月のみ元金定額返済方式
遅延損害金:年率 20.0%
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
ローソンPontaカード・キャッシング(クレディセゾン)
ご融資額:1~100万円
ご融資利率:実質年率 15.0%~18.0%
ご返済回数・期間:1回~45回/1ヵ月~45ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 20.0%
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
リフォームローン
ご融資額:30~500万円(1万円単位)
ご融資利率:長期プライムレート(みずほ銀行)+2.50%(実質年率 15.0%以内)
ご返済回数・期間:12回~420回/12ヵ月~420ヵ月
ご返済方式:元利均等返済
遅延損害金:年率 14.5%(365日の日割り計算)
融資事務手数料:33,000円(税込) ※消費税は融資日の税率を適用
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
長期固定金利住宅ローン「フラット35」 住宅金融支援機構買取型
ご融資額:100万円~8,000万円
ご融資利率:実質年率0.911%~2.109% 固定金利
借入期間、手数料タイプ、融資率、団体信用生命保険の加入の有無及びその種類に応じて融資利率は異なります。
融資利率は毎月見直されます。
ご返済回数・期間:180回~420回、180ヵ月~420ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式、元金均等返済方式
遅延損害金:年率 14.5%(365日の日割り計算)
融資事務手数料:
<定率タイプ>融資額の3.3%以内(税込)、但し最低事務手数料額は220,000円(税込)
<定額タイプ>55,000円以内
担保:融資対象となる土地・建物に、住宅金融支援機構を第1順位とする抵当権を設定させていただきます。
保証:原則不要
ーーーーーーーーー
長期固定金利住宅ローン「フラット35」 住宅金融支援機構保証型
ご融資額:100万円~8,000万円
ご融資利率:実質年率0.850%~15.000% 固定金利
借入期間、手数料タイプ、融資率、団体信用生命保険の加入の有無及びその種類に応じて融資利率は異なります。
融資利率は毎月見直されます。
ご返済回数・期間:119回~419回、119ヵ月~419ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式、元金均等返済方式
遅延損害金:年率14.5%
融資事務手数料:<定率タイプ>融資額の3.3%以内(税込)、但し最低事務手数料額は220,000円(税込)
担保:融資対象となる土地・建物に、当社を第1順位とする抵当権を設定させていただきます。
保証:原則不要

ーーーーーーーーー
株式会社クレディセゾン
貸金業者登録番号
関東財務局長(14)第00085号
日本貸金業協会会員 第002346号

当社が契約する貸金業務にかかる指定紛争解決機関の名称
日本貸金業協会 貸金業務相談・紛争解決センター

TEL:0570-051-051
(受付時間9:00〜17:00 休:土、日、祝日、年末年始)

※貸付条件をよくご確認のうえ、計画的にご利用ください。
※当社所定の審査がございます。審査によりご希望の意に添えない場合もございますのであらかじめご了承ください。

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