更新日
公開日

引っ越しでお得に不用品を処分するには?引っ越し会社のサービスや自治体のゴミ回収を比較

引っ越しでお得に不用品を処分するには?引っ越し会社のサービスや自治体のゴミ回収を比較
セゾンのくらし大研究 編集部

執筆者
セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

新居への引っ越しでは、できるだけ運ぶ荷物が少ない方が引っ越し費用が安くなる傾向にあります。そのため引っ越しを機に不用品の処分を考える方は多いですが、多量のゴミや粗大ゴミ、古い家電などは自治体に回収してもらえないケースもあるため注意が必要です。引っ越し会社の中には、引っ越しプランの申し込みと同時に、不用品の回収・買取サービスを実施しているところもあるので、こうしたサービスをうまく活用しながら不用品処分を進めるのがおすすめです。

このコラムでわかること

引っ越しで出る不用品を処分する7つの方法

  • 引っ越し会社の回収サービスを利用する
  • 不用品回収サービスを申し込む
  • 自治体の粗大ゴミ回収を使う
  • 譲渡・寄付をする
  • フリマアプリやオークションサイトで売る
  • リサイクルショップで売却する
  • 下取り・買い替えで引き取ってもらう

【不用品処分の困ったらおすすめのサービス】

  • 手間と時間を減らしたいなら引っ越し会社への依頼
  • 不用品の量が多いなら不用品回収サービス
  • スケジュールに余裕があるなら売却・譲渡

不用品回収一括見積りするなら】

★利用料0円

★会員登録不要

★最大5社から見積り比較

不用品回収業者の比較するなら!【エコノバ】

今回のコラムでは、引っ越しの際にお得に不用品を処分するための方法と、処分に注意が必要な家電、そしてご自身に合った不用品処分サービスの選び方についてもご紹介します。

引っ越しで出る不用品を処分する7つの方法

引っ越しで出る不用品を処分する7つの方法

引っ越しを前に手放したい不用品が出てきた場合、次の7つの方法のいずれかを使って処分するのが一般的です。

  • 引っ越し会社の回収サービスを利用する
  • 不用品回収サービスを申し込む
  • 自治体の粗大ゴミ回収を使う
  • 譲渡・寄付をする
  • フリマアプリやオークションサイトで売る
  • リサイクルショップで売却する
  • 下取り・買い替えで引き取ってもらう

どの方法を選ぶかによってメリット・デメリットや費用相場が異なりますので、それぞれの特徴を押さえてから処分方法を検討しましょう。

引っ越し会社の回収サービスを利用する

引っ越し会社の回収サービスを利用する

最も手軽で労力も少ないのが、引っ越し会社の不用品回収サービスを使う方法です。引っ越し一括見積もりサイトなどで引っ越し会社を選ぶ際に、不用品回収を同時に依頼したいことを相談すると、対応してもらえるケースが多いです。自治体の粗大ゴミ回収と比べると少し割高な回収費用となりますが、面倒な手続きを省略できて、引っ越しスタッフが運搬・回収を行ってくれるので時間の節約にもなります。

ただし不用品をすべて回収してもらえるわけではなく、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機といった家電や大型家具、ピアノの回収に限定している会社がほとんどです。処分したい品物を引っ越し会社が回収可能かどうか、事前に問い合わせておくと安心でしょう。

不用品回収サービスを申し込む

引っ越し会社で対応できない不用品を処分したい場合や、多量の家庭ごみを処分したい場合には、不用品回収を専門とする会社に問い合わせるのもおすすめです。こちらも処分費用は割高となりますが、引っ越し日より前のタイミングで処分できたり、価値のあるものは買取に対応してくれたりするメリットがあります。

多くの自治体では、市区町村のホームページなどで提携する不用品回収会社が紹介されています。まずは不用品回収を行う会社に相談してみると、悪徳な会社に高額な請求をされてしまうなどの事態を防ぐことができるでしょう。

あわせて不用品回収を行っている会社をご紹介いたします。

不用品回収一括見積りするなら、利用料0円、会員登録不要、最大5社から見積り比較ができるエコノバがおすすめです。操作方法が不明な場合は、電話でオペレーターに相談可能。(24時間365日対応)全国に対応しているので、あなたにピッタリな回収会社がきっと見つかるでしょう。

不用品回収業者の比較するなら!【エコノバ】

くらしのセゾンが提供する「遺品整理・生前整理」は、全国どこでも対応が可能で、ご家族に代わり遺品・家財を心を込めて整理するサービスです。思い出の品、貴重品、供養品を独自の分別基準で細かく整理し、すべての家財の仕分けを行います。専任の遺品整理士がコミュニケーションを大切にし、ご要望に沿った作業をご提案します。事前調査費用、お見積りは無料で行います。ぜひご相談ください。

プロが介入し揉めずに解決へ!遺品整理・生前整理の詳細はこちら

自治体の粗大ゴミ回収を使う

引っ越しの日程までに余裕がある場合には、自治体の粗大ゴミ回収を利用するのが最もお得です。3月〜4月の引っ越しシーズンは、自治体の粗大ゴミ回収も混み合う可能性が高く、引っ越し日までに予約が取れないことも少なくありません。そのため引っ越し時に粗大ゴミ回収を依頼したい場合には、早めに不用品の整理を進めておく必要があります。

譲渡・寄付をする

不要となった品物を必要としている方が身近にいる場合には、その方に譲るという方法もあります。ご自身にとっては不要でも、相手にとって必要なものであれば、お互いの希望をお得に叶えることができます。近くに住んでいる親戚や友人であれば運搬の手間も少ないため、必要としている方がいないか一度探してみると良いでしょう。

また、まとまった量の本や古着などは、自治体やチャリティ団体が寄付を募っている場合があります。そうした施設や団体を探して不用品を譲るのも良いですが、劣化や傷みが進んでいる品物を押し付けてしまわないよう注意しましょう。

フリマアプリやオークションサイトで売る

引っ越し日までに余裕があり、比較的自由に使える時間もある場合には、フリマアプリやオークションサイトで一つひとつ販売するのもおすすめです。場合によってはリサイクルショップや買取専門店よりも高く売れることもあり、引っ越し費用や初期費用の負担を抑えることにもつながります。

ただし、フリマアプリやオークションサイトに登録する手間が発生するほか、一つひとつの品物を写真に撮ったり、丁寧に梱包したりする必要も出てきます。引っ越しの荷造りや手続きに遅れが出てしまわないよう、時間に余裕を持って出品作業を進めましょう。

リサイクルショップで売却する

近隣のリサイクルショップに不用品を持ち込んで、買い取ってもらう方法もあります。買取可能なものであればまとめて売却できるので、最小限の手間で不用品を現金ができるのがメリットです。自宅まで回収に来てもらえるサービスもあるので、急いで手放したい場合には問い合わせてみると良いでしょう。

下取り・買い替えで引き取ってもらう

引っ越しを機に家具・家電の買い替えを検討している場合には、新品を購入する店舗で、古い品物を下取り・回収してもらえることがあります。運搬・回収のための手数料が必要となりますが、引っ越しの買い替え手続きをまとめて行えるメリットがあります。

中でも「家電4品目」と呼ばれるエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は、自治体の粗大ゴミ回収に出すことができず、処分方法が非常に限られています。買い替え時には、この家電4品目であっても家電量販店で回収してもらうことができるので、処分の手間を減らすことができるでしょう。

引っ越し会社の不用品回収サービスの特徴・注意点

引っ越し会社の不用品回収サービスの特徴・注意点

引っ越しの際の不用品の処分では、手間を減らすために引っ越し会社の不用品回収サービスを利用する方が多いです。大手の引っ越し会社の中では、「サカイ引越センター」「アーク引越センター」「アリさんマークの引越社」などで不用品回収サービスを行っており、ほかにも有料のオプションで不用品回収に対応している会社があります。

こうした引っ越し会社の不用品回収サービスについて、特徴や注意点について解説します。

引っ越し見積するなら利用者数No.1の「引越し侍」

国内最大級の規模を誇る「引越し侍」では、60社以上の提携引っ越し業者から最適なプランを一括で比較検討することができます。利用者は簡単に概算の見積もり金額をネット上で確認でき、気になる業者があればそのままオンラインで予約手続きも可能です。個人情報の入力は必須ではありません。一方で、正確な荷物の量などを入力すれば、専門スタッフから的確なアドバイスを受けられるなど、きめ細かいサポートも用意されています。国内最大級の一括見積もりサイトで無料見積りをしてみてください。

引っ越しプランと同時申し込みが必要

引っ越し会社の不用品回収サービスを利用できるのは、引っ越しプランと同時に申し込んだ方のみです。引き取り日も引っ越しの作業日に限定され、自由に日取りを決めることはできません。あくまでも引っ越し作業の付帯サービスであるため、細かな要望への対応は難しい点に注意が必要です。

処分費用は最安ではない

引っ越しで出る不用品を最も安く処分できるのは、家庭ゴミとして排出したり、自治体の粗大ゴミ回収に出したりする方法です。引っ越し会社の不用品回収サービスは、不用品回収会社に依頼するよりも割安ですが、自治体の回収に比べると割高となる点に注意しましょう。

回収できない品物も存在する

引っ越し会社が回収に対応しているのは、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の家電4品目や、大型家具、ピアノなどが中心です。中には本・CD・洋服に対応している会社もありますが、すべての不用品を回収してもらえるわけではない点を押さえておきましょう。

処分の際に注意が必要な家電・パソコン・小型家電

処分の際に注意が必要な家電・パソコン・小型家電

引っ越しの際に出る家電の中には、処分のために特殊な手続きが必要となる場合があります。中でもエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の家電4品目と、パソコン、そして小型家電です。それぞれの処分方法について詳しくご紹介しましょう。

「家電4品目」にはリサイクル料金が必要

「家電リサイクル法」で定められている家電4品目、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は、自治体の粗大ゴミ回収には対応していません。これらの処分では、消費者がリサイクル料金を支払い、自治体の提携会社や家電量販店に引き取ってもらう必要があります。引っ越し会社の中にも家電4品目の回収に対応しているところがありますが、基本的には買い替えの際に家電量販店で回収を依頼するのがおすすめです。

パソコンの処分はメーカー問い合わせが基本

不要なパソコンの処分は、原則としてパソコンの製造元であるメーカーに依頼しなければなりません。メーカーの問い合わせ窓口から回収を申し込み、後日送付される伝票を使ってパソコン本体を発送することで手続きが完了します。パソコン本体に「PCリサイクルマーク」が貼付されているものは、送料を含めて無料で回収を依頼することが可能です。

小型家電は回収ボックスを設置しているところも

「小型家電リサイクル法」が施行されたことにより、自治体や家電量販店の中には、カメラやタブレット端末、ゲーム機などの回収ボックスを設置しているところが増えています。こうした回収ボックスを利用することで処分費用が抑えられるほか、貴重な資源の再資源化に貢献することができます。まだ使用できる小型家電はリサイクルショップなどで売却し、故障した小型家電はこうした仕組みを使って処分しましょう。

不用品処分サービスの選び方と向いている方の特徴

不用品処分サービスの選び方と向いている方の特徴

最後に、ご自身に合った不用品処分サービスの選び方や、向いている人の特徴についても解説します。選び方のポイントは、次の通りです。

  • 手間と時間を減らしたいなら引っ越し会社に依頼を
  • 不用品の量が多いなら不用品回収サービスを
  • スケジュールに余裕があるなら売却・譲渡を

一つひとつ詳しくご紹介しましょう。

手間と時間を減らしたいなら引っ越し会社に依頼を

不用品を処分する手間・時間を減らしたいと考える方は、引っ越し作業と同時に依頼できる、引っ越し会社の不用品回収サービスを利用しましょう。引っ越しと不用品回収をまとめてひとつの会社に依頼できるので、面倒な手間を減らして引っ越しを済ませることができます。

不用品の量が多いなら不用品回収サービスを

生活ゴミや粗大ゴミを含めて、多量の不用品をまとめて処分したいと考えるのであれば、不用品回収サービスを使うのがおすすめです。ハウスクリーニングや不用品の買取にも対応している会社であれば、費用を抑えながらスムーズに引っ越し準備を進めることができます。

スケジュールに余裕があるなら売却・譲渡を

引っ越しの予定日までに余裕があり、自由に使える時間も多い方は、フリマアプリやオークションサイトなどを使って不用品の売却を進めると良いでしょう。不用品に価値があるものが含まれていれば、高額で売却して引っ越し費用に充てることも可能です。まずはリサイクルショップで査定を受け、売却価格の相場を把握しておくのもおすすめです。

おわりに

引っ越しでお得に不用品を処分したい場合には、まずは自治体の粗大ゴミ回収に出せないかを調べてみるのがおすすめです。予約に空きがないなどの理由で難しい場合には、引っ越し会社の不用品回収サービスを利用すると、粗大ゴミを運び出す手間も減らすことができます。どちらも難しい場合には、処分費用は割高になりますが不用品回収の専門会社に依頼すると良いでしょう。

また、譲渡・寄付をすることで処分費用を浮かせたり、リサイクルショップやフリマアプリなどで売却して現金化することも可能です。不用品処分にどれだけ時間をかけられるか、どれくらい費用を節約したいかを考慮しながら、ご自身に合った方法を選びましょう。

よく読まれている記事

みんなに記事をシェアする

ライフイベントから探す

お悩みから探す

執筆者・監修者一覧

執筆者・監修者一覧

セミナー情報

公式SNS

おすすめコンテンツの最新情報をいち早くお届けします。みなさんからのたくさんのフォローお待ちしています。