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失敗しない引っ越し見積もりのやり方とは?準備と引っ越し費用を抑えるコツ

失敗しない引っ越し見積もりのやり方とは?準備と引っ越し費用を抑えるコツ
セゾンのくらし大研究 編集部

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新しい住まいへの転居で引っ越し会社に運搬を依頼する場合、事前に料金の見積もりを取っておくと資金計画を立てやすく、価格交渉でも有利となります。特に引っ越し会社の営業マンが自宅に訪れて見積もりを行う「訪問見積もり」は、正確な見積もり金額を計算し、値引き交渉を進めるには欠かせません。

しかし価格交渉が苦手な方や、引っ越し会社を利用した経験が少ない方の場合、どんなことを準備してどのような流れで見積もりを進めれば良いのかわからないかもしれません。そこで今回のコラムでは、引っ越し見積もりのやり方と訪問見積もりへの対応方法、そして引っ越し費用を安く抑えるための見積もりのコツについてもご紹介します。

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1.引っ越し見積もりを取り寄せる時の事前準備

引っ越し見積もりを取り寄せる時の事前準備

下記のサイトでもご紹介している引っ越し一括見積もりサイトを使う時には、事前にスケジュールや荷物量などを把握しておく必要があります。

具体的な事前準備のポイントとしては、次の5つがあります。

  • 新居の建物情報と引っ越し日程を確認する
  • 引っ越し会社に依頼する荷物を仕分ける
  • 不用品を処分する
  • 引っ越し・初期費用にかかる予算を決めておく
  • 訪問見積もりの日時を決める

それぞれ詳しくご紹介していきましょう。

1-1.新居の建物情報と引っ越し日程を確認する

引っ越し見積もりでは、旧居・新居がある部屋の階数やエレベーターの有無によって、引っ越し会社の対応状況や見積もり金額が変わることがあります。具体的な入居日や荷物量が決まっていなくても、まずは新居の建物状況について確認しておくことが大切です。

また、建物の目の前の道路の幅によっては、大型トラックが侵入できず、手配するトラックの規模が変わる可能性もあります。住所や郵便番号とともに、Googleマップなどを利用して周辺環境をチェックしておくことも忘れないようにしてください。

なお、引っ越し日程については具体的な日付が決まっていなくても見積もりは可能で、一括見積もりサイトでも「上旬・中旬・下旬」と大まかに選択できることが多いです。引っ越し見積もりは、予約が埋まる前の方が安くなる可能性が高いので、ざっくりとした引っ越し予定が決まったらすぐに一括見積もりサイトを利用してみましょう。

1-2.引っ越し会社に依頼する荷物を仕分ける

引っ越し見積もりでは、引っ越し会社に依頼する荷物を整理しておくと安心です。正確な荷物量を伝えることができると、見積もりの金額もより正確になるからです。また、楽器や熱帯魚、バイクなどの特殊な運送が必要な荷物には、別途料金が発生することもあるので事前に伝えておくことが大切です。

また、引っ越し会社によっては家電の配線や設置、ハウスクリーニングなどを依頼することも可能です。これらはオプションサービスとして用意されていることが多いため、引っ越しと合わせて依頼したいサービスがあれば、見積もりの際に問い合わせておくと良いでしょう。

1-3.不用品を処分する

引っ越し費用を抑えるためには、できるだけ荷物量を減らしておくことも重要です。家具・家電は引っ越し先で買い替えるなど、荷物の運搬が不要になればそれだけ見積もり金額も安くなります。引っ越し会社によっては、不用品の回収・買取サービスを実施しているところもあるので、うまく利用してみましょう。

なお、自治体の粗大ゴミ回収を利用する場合は、3月〜4月は予約が混み合う可能性が高いことに注意しましょう。エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目は、家電リサイクル法によって処分してもらえる会社が限られています。自治体の粗大ゴミ回収でも受け付けてもらえないため、これらの家電を処分する際には注意しましょう。

1-4.引っ越し・初期費用の予算を決めておく

引っ越し見積もりを取り寄せる前に、引っ越し費用や賃貸物件の初期費用などの予算を決めておくことも大切です。予算の目安を設定しておくだけでも、価格交渉や見積もりの比較を進めやすくなるでしょう。引っ越し一括見積もりサイトを利用すると、ご自身の条件での費用相場が把握しやすくなるので、その金額をもとに予算を決めても良いでしょう。

また、賃貸物件の初期費用は、一般に家賃の5倍が目安とされています。もし引っ越し費用・初期費用が予算をオーバーしてしまう場合には、カードローンなどを利用して資金調達する必要があるので、しっかりと計算しておきましょう。

1-5.訪問見積もりの日時を決める

最後に、訪問見積もりの日時を決めておきましょう。訪問見積もりは、営業マンが自宅に訪れて荷物の量をチェックして、より正確な見積もり金額を出すために必要な作業です。特に荷物量が多い場合や、大型家具・楽器・バイクなどがある場合には、できるだけ訪問見積もりを申し込んでおきましょう。

訪問見積もりは、引っ越し一括見積もりサイトを通して引っ越し会社に連絡することで、日程を調整してくれます。訪問見積もりの日程に合わせて運ぶものと捨てるものを整理して、価格交渉のための他社の見積もりなどを用意しておくと良いでしょう。

2.引っ越しの「訪問見積もり」のやり方とは

引っ越しの「訪問見積もり」のやり方とは

次に、引っ越し会社が行う「訪問見積もり」のやり方や対応方法について解説します。

2-1.訪問見積もりは絶対に必要?

そもそも訪問見積もりは、引っ越し作業当日に予定外の作業が発生し、追加料金を請求されないよう対策するために行う意味合いがあります。WEB上で荷物量や建物状況などを伝えるよりも正確な見積もり金額が提示されやすく、当日になってトラブルが発生するのを防ぐことができます。

逆にいえば、荷物が少なく引っ越し作業がすぐに終わる場合や、リモート見積もりなどで正確な情報を伝えられる場合には、訪問見積もりを受ける必要はありません。ただし、建物の前の道が狭い場合や、エレベーター無しの高層階を往復する場合などは、念のため訪問見積もりを申し込んでおくことをおすすめします。

2-2.訪問見積もりの所要時間

訪問見積もりを受ける場合の所要時間は、約30分程度が目安となります。荷物の少ない単身引っ越しであれば所要時間は短く、家族引っ越しになると所要時間は長くなる傾向にあります。また、見積もりに納得して即決して申し込む場合には、申込書への記入や契約書の確認などの時間が別途発生します。

2-3.訪問見積もりの流れ

引っ越し会社の営業マンによる訪問見積もりは、一般に次のような流れで行われます。

  • 運ぶ荷物の確認
  • 依頼する引っ越し作業の内容確認
  • 建物の周辺環境や間取りを確認
  • 営業マンが会社に連絡して予約状況を確認
  • 見積もり書を作成・提示

なお、その会社の見積もりで即決した場合には、その場で無料のダンボール・梱包資材の受け渡しが発生したり、申込書への記入が必要となります。

2-4.複数社の訪問見積もりを受けるのがおすすめ

できるだけ引っ越し費用を抑えてご自身に合った引っ越し会社を選ぶためには、3社〜4社ほどの訪問見積もりを受けることをおすすめします。訪問見積もりには、日程調整や対応の手間はかかってしまいますが、複数の会社の見積もりを比べることで、どのくらいの違いがあるのかを把握しやすくなります。「他社ではこの金額で見積もりを受けたのですが…」と切り出して、価格交渉するのにも役立つでしょう。

引っ越し一括見積もりサイトで5社〜10社程度の見積もりを取り寄せ、その中から3社〜4社程度の引っ越し会社に絞り、それぞれの会社の訪問見積もりを受けた上で依頼する会社を決めるのが、理想的な選び方といえます。ただし、同じ時間帯に別の会社の営業マンが訪れることがないように注意しましょう。

2-5.訪問見積もり前の片付けのポイント

訪問見積もりに備えた部屋の片付けのポイントとして、荷物の整理整頓と、見られたくない荷物の退避を済ませておくと良いでしょう。新居には運ばずに処分するものは部屋の一角にまとめておき、収納やクローゼットは中身が見えるように整理しておくと正確な見積もり金額が提示されやすくなります。

また、営業マンに見られたくない荷物は、トイレやバスルームなどに隠しておくことをおすすめします。ただし、ペットや観賞魚、楽器などの特殊な運送を必要とするものは、必ず訪問見積もりの際に伝えておくようにしてください。

3.訪問見積もりで引っ越し費用を安く抑えるポイント

訪問見積もりで引っ越し費用を安く抑えるポイント

次に、訪問見積もりの際の対応で、引っ越し費用を安く抑えるポイントについても解説します。価格交渉のポイントや、契約内容についての注意点についてもご紹介しますので、事前にチェックしておきましょう。

3-1.予算ははっきり伝えない

事前に引っ越し費用の予算を決めておくことをおすすめしましたが、この予算は引っ越し会社には伝えない方が良いでしょう。予算を下回る見積もり金額が提示された時に、それ以上の価格交渉が難しくなるためです。予算はあくまでも自分の頭の中に入れておき、予算を尋ねられた際にも未定であることを伝えると良いでしょう。

3-2.その場で即決しない

引っ越し会社の中には、訪問見積もりの際に即決価格を伝えてくることもあります。引っ越し会社も訪問や電話の手間を省きたいので、今すぐ予約してくれるのであれば大幅な値引きを受けても構わないと考えます。しかし1社目や2社目の訪問見積もりで即決するのはおすすめできません。

他社の訪問見積もりを確認した結果、「こちらの方がサービスの質が高く引っ越し費用も安かった…」という事態になる可能性もあるからです。そのため訪問見積もりでは即決しないことを決めておき、複数の会社からの見積もりを取ってから、依頼する会社を決めると良いでしょう。

3-3.他社の見積もりを適切に伝える

事前に他社の見積もりを取り寄せている場合には、その金額を価格交渉でも上手に使いましょう。たとえば、1社目の見積もり金額が高めで2社目の見積もり金額が安めであれば、あえて1社目の見積もりを伝えないのもおすすめです。他社の方が高いのであれば、引っ越し会社もそれ以上の値引きを受ける理由がなくなるからです。

1社目の見積もりが安めで2社目の見積もりが高めであれば、正直に他社の見積もり金額を伝えると良いでしょう。どの会社に依頼するか迷っていることを伝えれば、他社の見積もりよりも安い金額を提示してもらえる可能性も高まります。

4.引っ越しが決まったら「引っ越し一括見積もり」を使うのがおすすめ

っ越しが決まったら「引っ越し一括見積もり」を使うのがおすすめ

引っ越し見積もりのやり方や流れがイメージできたら、早速引っ越し一括見積もりサイトを使って具体的な見積もりを取り寄せてみましょう。引っ越し一括見積もりサイトの中には、具体的な引っ越し日や荷物量が決まっていなくても引っ越し費用の目安を教えてくれるところもあります。

そうしたサイトを利用することで相場が把握しやすくなり、予算を立てる参考にもなります。おすすめの引っ越し一括見積もりサイトや、よくあるQ&Aについては下記の記事でもまとめているので、合わせてチェックしてみてください。

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おわりに

引っ越し見積もりのやり方のポイントとして、事前に建物情報や引っ越し日程を確認しておき、引っ越し会社に依頼する荷物を仕分けておくことなどが挙げられます。不用品は一ヶ所にまとめておいて、早めに粗大ゴミ回収などで処分しておくと、引っ越し費用も割安となります。

また、営業マンが自宅を訪れる「訪問見積もり」の際には、家全体の荷物量やオプションサービスの有無などが確認されるので、特殊な荷物や利用したいオプションがあればその場で伝えておきましょう。引っ越し見積もりの準備が整ったら、引っ越し一括見積もりサイトを利用して少しでも安い引っ越し会社を探し、お得に新生活を始めましょう。

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