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老化の原因は細胞から改善?細胞を元気にする「ウロリチン」とは?

老化の原因は細胞?細胞を元気にする「ウロリチン」
株式会社ヘルスケアシステムズ

執筆者
株式会社ヘルスケアシステムズ

私たちは、名古屋大学発ベンチャーとして、カラダの微量成分と健康の関係を研究してきました。この成果を活かして、病気の手前の健康状態を調べる検査サービスを行っています。病気の診断はできませんが、大豆イソフラボンの作用や腸内環境、食塩を日々どれくらい摂っているかなどを調べる、いわば『生活習慣のモノサシ』です。 自分のカラダを見える化することで、それぞれの人に合った最適な健康プランの提供を目指しています。 生活習慣のミスマッチをゼロにする。これが私たちの使命です。

尿検査で「細胞の修復力」を調べよう~   

若々しく健康な身体を保つために、細胞の修復力を高めることが重要です。そこで注目すべきなのが「ウロリチン」です。「ウロリチンA」が体内にどれくらいあるか、郵送で検査することが可能です。ウロリチンAは体内で使われたあと、尿として排出されるので、尿検査で手軽にチェックできます。

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美と健康のために”細胞ケア”始めよう 

だんだんと暖かくなってきた今日この頃。紫外線やお肌のケアが気になりますよね。紫外線対策はばっちりという方も多いのではないでしょうか。しかし、美容のみならず健康にも配慮するなら、外からのケアだけでなく、土台となる内側からのアプローチ”細胞ケア”も大切です。 

私たちの身体は37兆個の細胞でできています。細胞一つひとつを元気で若々しく保つことが老化防止、健康維持のカギです。しかし、紫外線やストレスなどの外的刺激によって、細胞は日々ダメージを受けています。細胞内にゴミがたまったり傷ついたりすると、細胞機能の低下、さらには細胞死を引き起こし、これがシミやしわ、身体の不調といった老化現象につながります。

年齢とともに細胞の修復力は低下するため、細胞の老化は著しく進みます。つまり、”細胞ケア”は美容を気にする女性だけの問題ではないのです。若々しく健康な身体を保つために、細胞の修復力を高めることが重要です。 

細胞の若返りを助ける「ウロリチンA」 

細胞の修復力を高めるためにはどうしたら良いのでしょうか。そこで注目すべきなのが「ウロリチン」です。突然ですが、女性にはザクロが良いと耳にしたことはありませんか?クレオパトラや楊貴妃など、かつて世界の美女たちも好んだといわれるザクロは、高い抗酸化作用を持ち、「女性の果実」「食べるルビー」とも呼ばれています。これはザクロに含まれる「エラグ酸」というポリフェノールによるものです。

エラグ酸はザクロの他に、ナッツやいちご、ベリー類に豊富で、身体に取り入れると腸内細菌によって「ウロリチン」という物質に代謝されます。中でも「ウロリチンA」という物質は、細胞の修復・回復を促進し、皮膚の老化を抑制する効果があると報告されています。具体的には、しみやそばかすの原因であるメラニンの生成抑制による美白効果、男性型脱毛症(AGA)の原因物質の生成抑制効果などが分かっています。 

では、ウロリチンAはどのように細胞を再活性化させるのでしょうか。これには「オートファジー」と「サーチュイン遺伝子」の2つの働きが関わっています。ウロリチンAはこれらの働きを高めてくれます。 

オートファジー 

オートファジーとは、ギリシャ語の 自ら&食べる の造語で、細胞の自浄作用のことです。加齢に伴い、この働きは低下していくものといわれています。具体的なオートファジーの効果には… 

①細胞の新陳代謝 
細胞内で機能低下を引き起こす物質を少しずつ壊し、新しく作り変えることで、細胞の新陳代謝を促進し、元気な細胞をキープする。 

②細胞内のお掃除 
細胞内に侵入した病原体やウイルス、老化の原因になる活性酸素など、細胞内の有害物質を狙って回収・除去する。 

サーチュイン遺伝子の活性化 

サーチュイン遺伝子は、活性酸素によって損傷したDNAを修復してくれるサーチュイン酵素を生み出すとともに、抗炎症効果もあります。つまり、サーチュイン遺伝子が活性化されることでこうしたアンチエイジング効果を持つことから、長寿遺伝子とも呼ばれており、細胞を元気にしてくれます。 

ウロリチンAを作れる量には個人差がある 

こんな嬉しい効果がある「ウロリチン」ですが、実は体内で作れる量には個人差があります。ウロリチンAはエラグ酸を原料として腸内細菌によって生成されます。そのため特定の細菌が腸内にいなかったり、活動力が弱いと充分な量のウロリチンAは作れません。

つまり、ザクロやナッツ、いちごなどエラグ酸を多く含む食品を摂っても、「ウロリチンAの健康効果を充分に得られない方がいる」のです。しかし、悲観的に捉える必要はありません。生成量は腸内環境に左右されるため、腸内環境を整えることで生成量がアップする可能性があるからです。

食事や運動など生活習慣を見直し、腸内環境改善に取り組むことも”細胞ケア”のひとつなのです。近年、「腸活」というワードをよく耳にするのにも頷けますね。また、ウロリチンAを直接補給できるサプリメントも昨今発売されているようです。 

「ウロリチンA」はどれくらいある?尿検査でわかる!郵送検査のすすめ 

「ウロリチンA」が体内にどれくらいあるか、自宅で検査できる郵送検査がオススメです。ウロリチンAは体内で使われたあと、尿として排出されます。そのため、尿検査で手軽にチェックできます。仕事や買い物などあらゆるものがリモート化する今、身体の状態を可視化する検査までもが在宅で可能になっています。

自宅で尿を採取し、ポストに投函するだけで結果はオンラインで受け取れます。細胞ケアの第一歩として、ご自身のウロリチンA量を調べてみてはいかがでしょうか。 

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【注意事項】 
本検査は、病気や老化、傷の治癒の早さなどを診断するものではありません。体調について気になる点があれば、医療機関へご相談ください。

 

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